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シングルマザーの暮らし、健康、育児をメインにした雑記ブログです。

初めて心療内科を受診しました。まさかの診断・・・

最近体調を崩してしまい、ブログをなかなか更新できずにいました。
まだ不調が続いている為、当分の間ブログの更新頻度は減りますが、自分のペースで更新していきたいと思います。

今回の私の体調不良について


このブログ を始めた当初から、私のちょっと変わった部分についてお話をしてきましたが、あくまで自己診断できちんと病院を受診したことはありませんでした。

悩みは誰しもあるものだし、体調だって悪くなる、自分は病院を受診するほどではないと思っていたからです。

でも少し前にショッキングな出来事があって、生活や仕事に支障が出るほど体に異変が起きてしまいました。

さすがにこのままだと周りに迷惑をかけてしまう、と今回初めて心療内科を受診しました。

(ちなみに以前同じ症状で血液検査、造影CT検査などをしましたが、異常はありませんでした。)

心療内科を初受診


初めての心療内科で少し緊張していましたが、私が受診した病院は、想像していた雰囲気(ちょっと暗い雰囲気を想像していました)とは違って、清潔感のある落ち着いた雰囲気のクリニックで、緊張で体調が悪くなることもなく安心しました。

体調不良の主な症状は、(血の気の引くような)めまい、吐き気、頭痛で、めまいに関しては今まで経験したことのない強いもので、長時間続く為、手や足に刺激を与えてなんとか意識を保っている状態でした。

その他、感覚過敏や人間関係など今現在悩んでいることについて先生にお話しました。

初診だった為、まずは問診を行い現在の症状などを確認、その後血液検査とチェックシートで、(たぶん)うつレベルの検査を行いました。

うつレベルは高いということでしたが、問診などから発達障害の一つである広汎性発達障害と、不安による適応障害(自律神経失調症)ではないかということでした。

その日は漢方薬を処方され、これから発達障害やいくつかの検査をしていくことになりました。

その後は、何度か通院をし、ADHDやASD、特性不安のチェックシートによる検査を行い、薬もそれに合わせ処方していただきました。

また先生はHSPの気質についても、お話されていて、不安を測定する検査をした結果、特性不安という性格などに由来し、不安になりやすい傾向があることがわかりました。
私も詳しくはわからないのですが、精神医学的にHSPの診断は行わないそうで、似た特徴のある不安障害と診断されることが多いそうです。

私の受けた診断を簡単に説明すると・・・

広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群等) (自閉スペクトラム症、自閉症スペクトラム障害:ASD)

○ 3つの特性

1社会性の難しさ
人との社会的な相互関係を築くことが苦手

2コミュニケーションの難しさ 他者とのことば等のやり取り(理解 と 表出) の難しさ

3興味・関心の狭さ、偏り(イマジネーションの難しさ) 興味の幅が狭さ、こだわりの強さ

※ 併せ持つことの多い特性
・感覚の偏り(敏感・鈍麻・平衡感覚不全)
・不器用さ(発達性協調運動障害)
・睡眠の異常、過集中、記憶力

引用元:厚生労働省|発達障害の理解 ~ メンタルヘルスに配慮すべき人への支援 ~

不安障害

不安が伴う様々な症状が通常の限度を超えてしまい、行動や心理的に障害をもたらす。その症状や種類に基づいて診断・治療が施される。

元々正常な反応であるはずの不安が、日常生活にも支障を来たすほど強く長く続いたり頻繁に起こるようになり、それと共に動悸や呼吸困難、めまい、不眠、イライラなどの不安発作(パニック発作)が起こることをいいます。

引用元:不安症 / 不安障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

適応障害

日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。

日常生活の中で起こった出来事や環境に対してうまく対処できず、心身に様々な症状が現れて社会生活に支障をきたす状態をいいます。ストレスの原因が明確であることが定義上重要となります。
症状はゆううつな気分、不安感、頭痛、不眠など、人によって様々ですが、仕事や学業などを続けたり、対人関係や社会生活を続けることに問題のある状態となります。これらは一般的には正常な人にも現れる症状ですが、適応障害の場合はそれを超えた過敏な状態となります。

引用元:適応障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

診断を受けて


正直自分が発達障害だとはまったく思っていなくて、ちょっとショックというか、まさか自分がという感じでした。

でも先生の話を聞くと、自分に当てはまることが多く、こだわりが強いのも、感覚過敏も、人とのコミュニケーションに問題があるのもこのせいだったんだと、あとになって納得しました。

まだ通院も始めたばかりですし、これからまた違った診断になるかもしれませんが、何十年も抱えていた「人との違い」の原因が少しずつわかってきて、すっきりした気持ちもあります。

でもそれと同時にこの先どうすればいいのか、漠然とした不安もあります。
未来に悲観的なわけではありませんが、原因がわかったところで、根本的な解決にはならないので、これから少しずつ、自分について知っていって、病気のことも勉強して、少しずつ自分にとって生きやすい日々にしていけたらいいなと思います。

また発達障害や、不安障害については改めてお話したいと思います。

この半年、いろんなことが重なって体調を崩してしまい精神的にも体力的にも大変でしたが、小さい時からの違和感の原因が少しわかってきたのはよかったです。

発達障害は仕事で困難が生じたり、周囲とのずれから大人になってから気づくケースも多く、特に女性の発達障害は気づかれにくい傾向があるそうです。

発達障害は治すものではないですし、うまく付き合っていく方法を見つけて、不安や体調不良も改善していけたらいいなと思います。

人との関わりを絶ってしまえば、心は楽かもしれない。
でも、本当は普通に雑談したり、人と関わることを楽しみたい。
いつか、それができるように。
今はとりあえず体調を整えたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。