鼻中隔湾曲症③です。
【鼻中隔湾曲症①】発覚〜手術の決断まで
【鼻中隔湾曲症②】初診〜手術当日まで
術後の経過観察
壮絶な術後を乗り越え、その後は週1〜月1回程度の経過観察(通院)を行います。
その間、飲み薬や点鼻薬の使用と、食塩が入ったお湯で鼻を洗う「鼻洗浄」も合わせて行いました。
鼻洗浄は朝晩1日2回行うんですが、これがけっこう大変というか、面倒くさかったです。
特に朝は忙しい中でやらないといけないので、さぼることもしばしば(みなさんはちゃんとやりましょう)
術後はとにかく「かさぶた」がたくさんできるので、鼻洗浄をすることでかさぶたが取れやすくなり、鼻づまりや異物感が改善されます。
通常このかさぶたは1ヶ月程で落ち着くそうですが、私の場合、気にならなくなるまでは3ヶ月ほどかかりました。
しかも最初の頃は「よくこんな塊が鼻に入っていたな」と、驚くくらい大きなかさぶたが鼻洗浄中に出てびっくりしました。(汚くてすみません。)
術後3ヶ月(通院終了)
やはり術後1ヶ月くらいは鼻のつまりや、異物感がありますが、その後はかさぶたが少し出るくらいで、術後3ヶ月以上経った今は、鼻洗浄や薬がなくても鼻の通りに全く問題ありません。
通院ももうしなくていいとのことで、病院も卒業しました。
いろいろあったので、なんだか寂しい気もしましたが、感謝の気持ちでいっぱいです。
もういつ鼻がつまるかわからない不安や恐怖、薬に依存する必要もありません!
息ができるって素晴らしいですね。
こないだ風邪を引いた時に、いつもなら点鼻薬が効かないくらい完全に鼻がつまるのに、鼻水と少しの鼻づまりで、普通に鼻で息ができることに感動してしまいました。
手術は大変でしたが、今はやってよかったと思います。
不安や薬に依存した生活からの脱却!
しかし、どんなに快適な生活が送れるようになるとはいえ、手術ですのでリスクはあります。
私も手術前に手術の合併症についての説明をされました。
鼻中隔湾曲症の手術を検討している方は、不安や疑問に思ったことがあれば、お医者さんに相談して、しっかりと納得した上で、手術を行いましょう。
私の手術を担当してくださった先生はとても優しい先生で、とても信頼できる方でした。
私がパニックになった時も、看護師さんや先生は私の気持ちに寄り添い、出来る限りのことをしてくださいました。
最後の通院の時に先生が、
手術(術後)、大変でしたからね。頑張りましたね。
と優しい言葉をかけてくださいました。
先生・・・(泣)
ネットで鼻中隔湾曲症の手術を検索すると、いろいろな体験談がでてきますが、やはりみなさん術後鼻のつめ物を抜くまでは地獄だと言っていました。
でも手術に関してはやって良かった、普通の人はこんなに息が吸えるんだ、といった驚きの声が多い印象でした。
これで私の鼻中隔湾曲症のお話は完結です。
ご参考になったでしょうか?
少しでもお役に立てていたら幸いです。
お読みいただきありがとうございました。