鼻中隔湾曲症の2回目です。
【鼻中隔湾曲症①】はこちら
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※注意※
この記事はあくまで私の体験談です。
病院によって治療内容等は異なりますので、参考程度にお読みください。
手術をするにあたって決めたこと
鼻中隔湾曲症の手術を決めたものの、最寄りの耳鼻科では手術を行っておらず、紹介状を書いてもらえるようでしたが、下記の理由から自分で探すことに。
私が病院を探す上で決めていた条件です。
①全身麻酔
②日帰り手術
鼻中隔湾曲症の手術は局所麻酔で行うことが多く、HSPの気質のある私は採血で気絶してしまうほど医療行為に敏感なので、局所麻酔で手術を行うことは考えられませんでした。(全身麻酔は以前病気をした時にやったことがありました)
それから全身麻酔で探すと入院を伴うものが多く、シングルマザーの私としてはあまり家をあけたくなかったので、なるべく日帰りでできる病院を探しました。
いろいろ探してみて自宅から少し離れていましたが、条件に合う病院があったので、行ってみることに。
初診
初診は診察、検査などをし、手術の必要性を判断します。
その後、血液・尿検査をし、手術の予約をとりました。
手術は約1ヶ月半後。
その間、何度か病院に通い手術に必要な検査（胸部レントゲン・呼吸機能検査・心電図検査）などもしました。
ネットで鼻中隔湾曲症の手術に関していろいろ調べていて、術後が大変という声が多くあり少し心配に。
でももう鼻炎で悩みたくなかったので、手術をするという決意は変わりませんでした。
しかしこの後、この決意を後悔することになります。
手術当日
手術当日と術前は食事ができません。
水分(水、お茶のみ)は朝7時以降は摂らないように指示を受けました。
また手術当日は必ず付き添いの方と受診するようにとのことでした。
9:00 来院
体温測定等を行ったのち、リカバリー室に案内。
術衣に着替え。
9:30 入室(手術開始)
手術終了
術後はベッドの上で安静に過ごす。
術後１時間ほどで水分を摂れるようになる。
16:30 帰宅
あっという間に手術当日。
以前全身麻酔の手術の経験があることから、術前はあまり緊張せず、リラックスした状態で過ごすことができました。
いよいよ手術開始。
麻酔を点滴して10秒くらいで、意識がなくなりました。
手術終了後は起きて意識を確認するまで口にチューブが入ったままと効いていたので少し怖かったですが、実際に起きてみると意識が朦朧としていて、チューブもすぐ抜かれるので不快な思いをしたりはなかったです。
12:00頃には手術が無事終了し、目が覚めると鼻の左右の穴にはスポンジがしっかり詰まっていて、完全に塞がっている状態でした。
病院によってはこのスポンジの真ん中にストローのようなものがささっていて、わずかに息ができるところもあるそうですが、私の病院では完全密閉でした。
この状態で3日間過ごします。(つめものを抜くまでの期間は病院により様々)
ネットではこの状態がかなりキツいという声が多く、わかってはいましたが、本当に地獄でした。
何度も鼻炎の症状で完全に鼻が塞がってしまうことがありましたが、全然レベルが違います。
スポンジが入って圧迫されてる分、余計に苦しく感じるのかもしれません。
地獄の時間
術後すぐは安静にしていなければいけないので、16:30までリカバリー室で待機。
口呼吸はできるもののかなり苦しい。
看護師さんに伝えるも、酸素濃度は問題ないとのこと。
それから手術でチューブを入れていたり、口呼吸をしているせいか、口の中がものすごく乾いて不快でした。
これが3日間続くなんて、頭がおかしくなりそう
最初は麻酔のせいか頭がほわほわした状態でしたが、麻酔が切れてくると、この状態がどうしようもなく不安というか、怖いというか、パニックになってきて、呼吸のしかたがわからなくなり、過呼吸みたいな状態に。
様子を見にきた先生に状況を説明。
その頃にはかなり取り乱した状態になってしまいました。
その後いろいろ対処していただき、なんとか家族に付き添われ帰宅することができましたが、本当にツラい時間でした。
看護師さんや先生にご迷惑をおかけして、申し訳なかったです。
ツラさの先にあるもの
3日後には全てのスポンジを抜いてもらい、それ以降は1週間〜1ヶ月の間隔で3ヶ月ほど経過観察が必要とのこと。
終わってしまえば、やって良かったと思いますが、パニックの間は強くこの手術をしたことを後悔しました。
普通の人でもかなりツラいらしいのですが、HSP気質の私には人生で一番ツラい時間でした。(痛みはほぼなく、とにかく苦しかった)
これから手術を検討されてる方がいたら、脅すような内容になってしまいすみません。
ツラいのはつめ物をしてる３日間です。（病院にもよりますが）
そこを乗り越えれば快適な毎日が待っています！！
現在はまだ通院中で完治はしていませんが、通院が終わり次第、その後の様子などをご報告したいと思います。
【追記】
通院が終了しました。
術後の経過や、感想を載せています。
